濱田重工

鉄銅事業 イメージ

Iron and Steel
鉄鋼事業

鉄の製造工程の中で、
当社は製銑工程、製鋼工程を
中心に仕事を行っています。

原料処理、スラグ処理、溶銑予備処理、耐火物整備などでは自社設備・機器を配備し、操業を通して鉄づくりに貢献しています。

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Iron Making
製銑工程

長年培われた経験とノウハウ、安全かつ生産性の高い
技術で、各種原料処理や製銑工程を高品質でサポート

鉄は高炉で鉄鉱石を溶融・還元して作られます。
当社は原料である鉄鉱石の破砕・篩分け、石炭を乾留する
コークス炉のメンテナンス、高炉の溶融物を流す樋のメンテナンスなどを行っています。

  • スタックホイルローダ

    当社が製作したスタックホイルローダ。
    石炭や鉱石などのバラ物を貯蔵ヤードに山を作るようにして積み上げるスタッカ機能と反対に貯蔵ヤードに積み付けられたバラ物をすくい取ってベルトコンベアへ送り出すリクレーマ機能を保有しています。

  • シップローダ

    当社が設計・製作した九州製鉄所殿向けシップローダ。
    ベルトコンベアで搬送されてきた石炭・石灰石・スラグといったバラ物を岸壁から輸送船に積載する設備です。

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Steel Making
製鋼工程

長年培われた高度化・多様化した操業経験と
技術開発力による、各種製鋼工程のサポート

高炉から出てくる鉄は銑鉄と呼ばれ、製鋼工程でいろいろな特性をもつ
高純度の鋼になります。当社では転炉装入までの溶銑予備処理作業、
転炉および連続鋳造設備廻りの操業サポート、耐火物整備を行っています。

溶銑受払作業
溶銑受払作業
KR作業(溶銑鍋と攪拌装置)
KR作業(溶銑鍋と攪拌装置)
取鍋のクレーン操作
取鍋のクレーン操作
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Recycling
資源リサイクル

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さらなる付加価値向上へ。
いち早く着目した資源リサイクル事業
地球環境に優しい3R (リデュース・リユース・リサイクル)

当社では、1900年代前半から資源リサイクル事業を開始し
現在では長年築き上げたリサイクル技術で

・製造工程で発生するスラグや酸化鉄粉
・各工程で発生する洗浄水から有価物の回収

など、地球環境に配慮した3Rを確立しております。

鉄づくりのサポート

  • 01.専門性を有した技術

    当社は、「安全・環境・防災」優先の企業理念に基づいた、専門性の高い操業技術を有しています。品質重視、設備健全性維持など刻々と変化する状況に対応し、技術を提供し続ける企業として、お客さまから高い評価をいただいています。

    専門性を有した技術
  • 02.人材育成

    お客さまからの幅広いニーズに一つひとつ丁寧に対応していくことや、より良い商品・サービスを提供していくために、新入社員から管理職までの一貫した教育制度を導入しております。 また、「誠心」の企業理念により、法令遵守、倫理的行動をとることなど社会貢献に根付いた人材育成を目指しています。

    人材育成
  • 03.技術支援

    日々、変化・進化する操業に対応すべく、専門性の高い作業技術を背景に、作業環境改善・機械効率化などの企画・検討~予算化~設計~設備立ち上げまでの一貫した操業技術・設備技術を保有しており、お客さまへ技術提供を行っています。

    技術支援
Act(改善)概要について

①設備対策

  • 作業環境改善・機械効率化などの企画・検討~予算化~設計~設備立ち上げまでの一貫した操業技術・設備技術で改善対策を進めます。

高炉供給原料庫
高炉供給原料庫
電気炉スラグ二次破砕設備
電気炉スラグ二次破砕設備

②操業対策

主管工場と共に何が変化したのかなど、
操業状況を共有化しながら改善策に向けて協議します。

戸畑鉱石処理設備
戸畑鉱石処理設備
04.研究開発
  • お客さまからの操業課題を共有し、より良い解決に向けた研究を行っています。
    その中で得られた知識・知見を特許出願するなど、社会に広く認知していただくと共に、お客さまの事業の発展に貢献し評価いただいております。

研究開発(鉄鋼・半導体・
エンジニアリング)について

鉄鋼関連の研究開発としては、製鉄所で発生するスラグなどの副産物や排出物の調査・分析・処理方法・有効利用に関する研究や提案をお客さまと共同で行っています。近年は、AI/IoT技術を活用した、自動化・省力化開発や安全装置開発を推進しています。実際の業務では、当社独自の調査方法に加え公的機関の測定装置を活用したり、オープンソースシステムを利用するなど多角的アプローチを行っています。

研究開発:画像