濱田重工

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2022.04.04

2022年度定期採用新入社員 きらきら笑顔で未来への躍進を誓う

4月1日、当社に101人の新入社員が入社し、2022年度入社式が行われました。

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、本社(本社・八幡支店・光支店・大分支店・産機事業部)、君津支店、大阪事業所、シリコンウェハー事業部の4か所で開催されました。

 

※各写真は、感染防止対策実施の上で撮影しています

 

各部門で行われた式の中では、新入社員紹介、社長あいさつ(本社以外は動画配信)、答辞、辞令交付、記念品授与などが行われました。

 

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社長あいさつ要旨

あらゆる環境変化に対応し

共に歴史を築き続けよう

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。皆さんを大切に育んでこられたご家族やご指導いただいた先生方も、社会人としての第一歩を踏み出す姿に頼もしさを感じられていることと思います。

本来なら新入社員全員が本社で一堂に会しての入社式・集合研修となるのですが、新型コロナウイルス感染予防のため、2020年以降は数か所に分けて実施しています。場所は離れていますが、特別な縁があって同期入社した101人です。

 

さて、当社は1898年に官営八幡製鐵所東田第一高炉の建設工事に従事して以来、鉄鋼事業を中核に、エンジニアリングそして半導体へと事業を拡大し、今年で創業124周年を迎えます。長い歴史の中で当社は幾度となく困難に直面してきましたが、先輩達の情熱と懸命な努力で乗り越え、今日の濱田重工が築き上げられました。

現在、鉄鋼業界では、当社の主要顧客である日本製鉄殿が、国内製鉄事業の再編や海外事業の拡充などの構造改革を進められており、半導体業界では、世界的な半導体不足を受けて、各国の半導体メーカーが生産規模拡大の計画を発表しています。また、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、いわゆる「カーボンニュートラル社会の実現」に向け、今後乗り越えなくてはならない課題も数多くあります。

 

世界がその動向を注視しているロシアのウクライナ侵略も予断を許さない状況が続いており、核兵器使用や世界大戦などという言葉を聞くことになるとは思いもしませんでしたが、人類がそれほど愚かではないことを祈るばかりです。

 

私たち濱田重工は、企業理念である「誠心」を胸に、これまで培ってきた技術・技能を皆さんと共に強化、発展させ、さまざまな課題に挑戦していきたいと考えています。

 

p10-1 社長あいさつ(どちらか使用) (4)

 

心掛けてほしい3つのキーワード

「誠心」「安全」「報・連・相」

皆さんに心掛けてもらいたいことを3点お話しします。

1点目は、当社の理念である「誠心」についてです。誠の心と書いて「まごころ」と読みます。文字通り「言ったことを成す心」、すなわち、信義と愛情をもって約束を守ることを示しています。仕事においては、安全・品質・コスト・納期などを満たすだけでなく、相手の意向を汲み取りながら付加価値のある仕事をお客さまに提供し続けることであり、それにより社員そして当社の成長と発展が実現されます。

 

2点目は、「安全」についてです。当社の事業基盤は「ものづくり」です。生産現場にはルールを守らなければ排除できない危険が潜んでいます。当社では「絶対に怪我をしない、させない」という信念のもと、常に災害ゼロを目指していますので、特に安全教育・研修には集中力を持って取り組み、一日も早く知識と感性を高め、安全な行動ができる社員になってください。

 

3点目は、「報告・連絡・相談(報・連・相)」についてです。「報・連・相」を通して上司や同僚とこまめに対話を行うことで、皆さんがどんな状況にあるかに気付くことができ、問題の早期解決につながります。くれぐれも一人で悩んだり、問題を抱え込んだりすることがないよう、積極的にコミュニケーションを取りましょう。不安なこと、分からないことがあれば、職場の同僚や上司を積極的に頼り、焦らず・慌てずに、まずは着実に仕事の基礎を身に付けてください。

 

それでは、濱田重工の社員として充実した社会人生活を過ごされることを祈念し、歓迎のあいさつといたします。