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鉄づくりのプロセスSTEEL
鉄ができるまでの工程と、その中で濱田重工が
サポートしている仕事をご紹介します。
製銑せいせん
銑鉄(せんてつ、pig iron)は、高炉や電気炉などで鉄鉱石を還元して取り出した鉄のことです。
銑鉄を生産するプロセスのことを製銑(せいせん)と呼びます。
古くは銑(ずく)と呼ばれました。
製鋼せいこう
製鋼(せいこう)とは、鋼(鋼鉄)をつくること。
特に銑鉄を脱炭して鋼鉄をつくる工程を指します。
溶鋼二次精錬






製銑コークス炉整備
高炉で鉄鉱石から鉄を作るための燃料、還元材。
コークス炉で石炭を蒸し焼きにして作ります。その炉を当社が整備しています。
製銑鉱石処理
鉄鉱石の高炉での被還元性、通気性確保を目的に、高炉の要求するサイズに破砕・篩い分けします。
製銑混錬ダスト処理
製鉄工程で発生するスケール、スラグ・ダスト類を均一に混錬し、焼結工場の原料としてリサイクル可能なものと処理しています。
製銑高炉樋・高炉樋カバー整備
高炉から出てくる溶融した銑鉄とスラグが流れる樋およびその上部の樋カバーの耐火物の補修、整備を行っています。
製銑鋳銑機作業
溶融した銑鉄を連結した鋳型で連続して固めて鉄源とします。製銑~製鋼工程間のバランス調整の目的もあります。
製銑高炉スラグ処理
高炉から出てくる溶融したスラグを、高圧水で砂状にします。主にセメント向け原料で、路盤材向けには溶融スラグをピットに流し、散水冷却して、塊状にします。
製鋼脱Si・脱P・脱S処理作業
過去は、転炉ですべて精錬除去していましたが、転炉の生産効率向上を目的に、転炉装入前の溶銑からあらかじめ不純物を除く工程において、当社にて溶銑予備処理として脱Si、脱P、脱Sを行います。
製鋼スクラップ選別搬送作業
転炉で使用する市中発生のスクラップ、製鉄所内で発生するスクラップ、地金などを分別し、スクラップシュートに積み込みます。
製鋼製鋼スラグ処理作業
製鋼工程から発生する各種スラグを受入れ、冷却し、鉄分回収、スラグの破砕、篩い分けをします。
製鋼製鋼工程
転炉の精錬・出鋼・出滓時の異常の有無を監視します。
転炉炉下の受鋼台車、スラグ鍋車の走行に支障がないように特殊重機を使用し、堆積物を取り除きます。
製鋼タンディッシュ整備作業
連続鋳造設備のモールドに溶鋼を供給するタンデイッシュの耐火物の補修、整備を行います。