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創業120周年記念 若手・中堅社員 座談会 濱田重工の未来に向かって
創業120周年記念 若手・中堅社員 座談会 濱田重工の未来に向かって

120周年を迎えた濱田重工。次の節目である150年に向けては、若い社員たちの活躍が欠かせません。
各部署から、主務職の20・30代社員8名に集まってもらい、これからの濱田重工が目指すべき方向性や
それぞれの目標などを話し合ってもらいました。(実施日:2018年5月31日)

代表取締役社長   松本  豊

松本社長
今日は集まってくれてありがとうございます。最初に、皆さんが濱田重工に入社したきっかけを教えてください。
武石
私は、大学で専攻した「熱電材料」の知識が生かせる会社を探して就職活動を進めていました。面接の際にシリコンウェハー事業部を見学し、ものづくりへの興味がより大きくなり「ここで働きたい」と強く感じたことを覚えています。
山﨑
父が鉄鋼関連企業に勤めていたからか、鉄鋼業の仕事に就きたいと考えていたんです。エンジニアリング事業や半導体事業にも注力する濱田重工の多角的な事業展開力と、100年を超える歴史に興味をもち、ますますここで働きたいと思いました。
小野
長い歴史で積み上げてきた技術・ノウハウと、お客さまからの絶対的な信頼があることが入社を決めた理由ですね。また、会社説明会の際、採用担当者の方の対応や会社の雰囲気を前にして入社したい気持ちが一層強くなりました。
石橋
北九州を支えてきた鉄鋼事業に100年以上も携わっているという点にひかれました。鉄鋼事業以外にも、自動車・鉄道・電子産業など日本のモノづくりを支えてきた業界に関わっていること、教育、資格取得支援、福利厚生などが充実していることも魅力に感じました。
木原
自動車・バイク・洗濯機など故障すると何でも修理しようとする父の影響を受け、将来はものづくりに携わりたいという気持ちがずっとあったんです。濱田重工なら、大学で学んだ「電気電子工学」の知識を生かせると考え、入社を決めました。
加治屋
100年を超えて事業を継続してきた堅実さに魅力を感じました。また、鉄鋼事業だけでなくエンジニアリング事業・半導体事業を手がけ、社会の変化に強い体質である点も決め手でしたね。
水場
事務系の総合職を希望していたところ、地元企業である濱田重工の募集を知り応募しました。内定をいただいた企業のなかで最も親類や大学就職課の方の評価が高く、地元で信頼されている企業なんだと改めて実感しました。
杉谷
安定性や堅実さを優先して選びました。大学で学んだ「材料工学」の知識が生かせると思ったのも、大きな理由のひとつです。

松本社長
自分のやるべき仕事をしっかり把握し、やる気に満ちた皆さんの言葉、頼もしいですね。これからも夢や希望をもち、前に進んでいく姿勢を忘れないでほしいと思います。それでは次に、濱田重工が120年という節目を迎えたことに対する感想を聞かせてください。
小野
101歳になる祖母が生まれる前から事業が続いていると考えると、そのすごさを実感します。取引先の方から「100年以上続いているなんて、すごいですね」と言われるたびに、誇らしい気持ちになります。
水場
入社が決まったときに、周りの方々が「いい会社に入ったね」と喜んでくれました。昔から築いてきた信頼があるからこその言葉だと思い、120年の重みを感じました。
木原
産機事業部の図面保管庫で昔の手書き設計図面を見た際、状態の美しさに感動するとともに重みを感じました。また、濱田重工の創業120周年特設サイト『誠心の軌跡』を閲覧すると、あらためて会社の歴史の長さを実感します。
山﨑
木原さんが「昔の手書き設計図面」と言われましたが、やはり120年という長い歴史の中で培った技術・技能、そして信頼があったからこそ、各製鉄所で重要な作業を請け負うことができていると思います。こうした技術を伝承し、150年に向けてさらなる作業エリア拡大につなげていきたいですね。
武石
濱田重工には親子2代、3代で勤めている方もいます。自分の子どもや孫にも勧められる会社というのは、社員から愛され、信頼されている証拠ですよね。私も先輩方の「誠心」の意志を受け継ぎ、自信をもって次世代に託せるよう業務に取り組んでいきたいと思います。
加治屋
120周年は重要な節目ですが、これから自分たちが歴史をつくっていくうえでは1つの通過点に過ぎないとも思います。日々充実した気持ちで仕事に取り組める良い会社に入れたのも、先輩方、関係企業の皆さんのおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです。

松本社長
会社の歴史が何年あろうと、社員の皆さんにとっては入社してから濱田重工の歴史が始まるということを改めて感じました。そう考えると“永続性”こそ、本来の会社のあるべき姿なのかもしれませんね。次に、濱田重工の好きな点や魅力を教えてください。
水場
入社一年目という若さでも、自分で考えて行動ができ、様々な経験をさせてもらえるところです。非常にありがたいことだなと感謝しています。
武石
魅力は「実直なところ」だと思います。お客さまから難題を持ちかけられた際、諸先輩方は検討と提案を繰り返し、期待に前向きに応えようとします。その積みかさねが信頼関係につながっているんだと実感し、ますます好きになりました。
石橋
常に挑戦し続けているところです。鉄鋼事業にしても半導体事業にしても「縁の下の力持ち」として取引先を支え、濱田重工なくしては事業が成り立たない状況になっているのはすごいと思います。
木原
現状に甘んじることなく、新規事業を検討していることですね。チャレンジ精神もあり、今後を見据えた経営戦略を模索している点にも魅力を感じます。
山﨑
仲間意識が強く、情に厚い人が多い点です。仲間を気遣いながらみんなで課題を解決していく環境が自然とできあがっているのは、本当に素晴らしいことだと思います。
小野
私は中途入社なので、以前まで在籍していた会社と比較すると「和気藹々」とした雰囲気を感じます。社内行事も多く、若手もベテランも一致団結して目標に向かって頑張っている姿はとても感動しますね。行事を通して幅広い世代の方と密にコミュニケーションをとることができるのも風通しの良さにつながっていると思います。
松本社長
「自分で考え、やりたいことができる」という感想がありましたが、これは非常に重要なことです。今後も自ら考え、それを形にすることに意欲的に取り組んでほしいと思います。新規事業に関してもぜひ多くの意見を出してほしいですし、そのためにも皆さんにはいろいろな部署を経験してもらいたいですね。では、濱田重工の社風である「誠心」を感じた経験はありますか?
武石
ある案件で、深夜におよぶ試運転が続いたことがありました。ところが、誰一人として不満を口にすることはなく、逆に総合指揮をしていた私の体調を気遣ってくれるなど思いやりのある方々ばかりだったのです。設備案件に携わるたびに、期限を守るため全員が一丸となって取り組む姿や、社員同士がお互いを気遣う懐の深さに「誠心」を感じます。
加治屋
2016年に起きた熊本地震の震災復旧のことが印象に残っています。高速道路が使えないなか数時間かけて支援物資を届けていただいたり、他部門から人員を送っていただいたり……。グループの垣根を越え、事業部が一枚岩として取り組んだおかげで早期復旧できました。会社は一つなんだと強く感じた出来事です。
松本社長
皆さんの話を聞いていると、とくに現場をもつ部署は風通しが良いのかなと思いました。また、納期内に無災害で完工している裏には多くの苦労や努力があり、それが形になっていることは実に素晴らしいことだと思います。それでは次に、個人的にも楽しみな質問をします。5年後・10年後の個人的な目標やチャレンジしたいことを聞かせてください。



杉谷
データ解析などのツールを使いこなせるスペシャリストを目指しています。さらに、こうしたスペシャリストを社内で育成する教育にも力を入れたいと思います。
水場
給与・保険のエキスパートになることを目標にしています。そのためには他部署での業務も経験したいですね。機会があれば、大学で培った英語力をベースにビジネス英語や技術英語を勉強し、会社の役に立てればと思っています。
加治屋
現在の担当がシリコンウェハー再生の後工程なので、まずはそのスペシャリストになりたいですね。技術は変化・進化していくものなので、情報を得るためにも幅広く人脈をつくっていきたいと思います。
小野
スペシャリストを目指したいという意見が多いようですが、私は現在担当している購買・総務業務だけでなく、人事・営業・経理などにも仕事の幅を広げ、支店の管理機能を一手に担える「ゼネラリスト」を夢見ています。また、管理職として後進の育成にも貢献したいと考えています。
木原
まずはプライベートの充実ですね。業務面では現在まかされている部署の技術を高めていきたいと思います。また、産機事業部に10年在籍しているため、後進の育成や引き継ぎも重要な使命だと考えています。
山﨑
これからは、女性がより活躍できる環境の整備や機械化の推進などが必要だと思います。とくに濱田重工は重機や設備を使った作業が非常に多いため、重機操作の遠隔化、設備の自動化を進め、作業の効率化や安全性の向上に努めたいですね。
武石
山﨑さんの話に関連しますが、「操業の無人化」を目指しています。狭くて暑い場所で人が重機を操縦する状況をなくし、そのぶん、人は機械の点検や監視に回るべきだと思うんです。機械化によりリスクを排除し、クリーンで快適な職場環境を実現することで、作業現場イメージの一新をはかりたいと考えています。

石橋
5年後も10年後も、「災害ゼロ」が1番の目標です。人があっての仕事ですので、ケガをしたら仕事がなくなるというつもりで取り組んでいます。そのために大切なのはコミュニケーション。年上の方であっても言うべきことはしっかりと言えるように勉強していきたいと思います。また、「自然エネルギーを利用した発電事業」「分散型発電設備を提供するような事業」「環境問題やエネルギー問題を解決するような事業」などまだぼんやりとしていますが、新しい分野にも挑戦したいですね。
松本社長
スペシャリストを目指すのであれば、学者レベルの知識と操業技術の理解を兼ね備える必要があると思います。ただ、スペシャリストだけではなく経営の一翼を担う人材も必要で、バランスよく皆さんが経験を積んでくれるとさらに良いですね。自社設計の商品開発は望むところで、産機事業部とのコラボレーションも考えられると思います。設備の自動化・省人化についても産機事業部が取り組める分野ですから、ぜひ頑張ってください。それでは最後に、皆さんは将来、濱田重工にどんな会社になってほしいと思いますか。

小野
濱田重工が創業時より培ってきた経験・ノウハウ・技術を礎に、新日鐵住金をはじめとするお客さまや社会、社員から信頼される企業になってほしいと思います。そのためには、例えば福利厚生をさらに充実させるなど、定年までずっと働きたいと思える企業づくりが必要ですよね。私も尽力したいと思います。
加治屋
現在の技術を生かして装置をつくってみたいですし、つくれる会社になってほしいと思っています。また、社員が安心して働ける会社になってほしいと願います。女性が結婚・出産後に戻ってきたい、辞めたくないと思ってもらうためには、小野さんも言っていたように、福利厚生のさらなる充実が欠かせないと考えています。
水場
これからも末永く続いていくことはもちろん、全国区で名前が知られるような会社になってほしいです。加治屋さんの話にあった自社開発商品をつくることも、その手段の1つだと思います。「名前を知っている会社に入りたい」という気持ちは多くの人がもっているはず。濱田重工の名前を知ってもらうきっかけづくりを、今後も考えていきたいと思います。
木原
私も会社の知名度を上げたいですね。新日鐵住金の製鉄所構内での業務など、濱田重工の仕事は一般の人には見えづらいのが実情です。このままでは自分の子どもに仕事を説明してもピンとこないと思いますので、一般の人でも分かるような事業にも取り組み、世界的にも有名な会社になれたら、さらに素晴らしいのではないでしょうか。そのためには、いま取り組んでいる仕事をもっと盛り上げていかなければいけません。現在の業務であるエンジニアリング事業をさらに盛り上げるために、今後設計する産業機械へIoT(モノのインターネット)を融合できないか検討しています。
石橋
社会の変化に対応できる、チャレンジ精神あふれる会社にしていきたいですね。そのためには、若い社員たちの意見を多く取り入れ、新しいアイデアとこれまで継承してきた技術を融合していくことが必要不可欠。現在も「技術交流会」で技術を紹介する機会はありますが、これからは他部門の方にも参加していただくことで、幅広く議論できる場を設けたいと思います。それが、メーカーとしての側面を伸ばすことにもつながってくるはずです。
松本社長
皆さんの思いを具現化するためにも、将来について自由に活発な議論ができる場は、今後も積極的に設けていきたいと思いました。濱田重工が120年間事業を継続できたのは良い取引先に恵まれてきたから。今後、知名度を上げるための方策は前向きに検討すべき課題でしょう。今日は皆さんの思いが伝わってくる、有意義な座談会だったと思います。皆さんのこれからの活躍を大いに期待しています。(了)

創業120周年記念 若手・中堅社員 座談会 濱田重工の未来に向かって

  • 木原  康仁

    産機事業部
    システム制御設計グループ
    マネジャー
    木原 康仁さん

    産機事業部で設計・製造・試運転などシステム制御設計を担当。自身が設計したものが形になり、担当者から感謝の言葉を聞くと、励みになる。

  • 木原  康仁

    シリコンウェハー事業部
    熊本工場 技術グループ

    加治屋 良二さん

    シリコンウェハー事業部熊本工場で、工程改善、設備投資の検討・導入・立ち上げ、顧客対応などに携わる。コミュニケーションをかさねて得た情報が、自分や社内外の業務で役に立った時、やりがいを感じる。

  • 水場  瑶子

    本社総務部
    給与グループ

    水場 瑶子さん

    本社総務部で給与・社会保険業務を担当。やりがいを感じる瞬間は、年末調整などボリュームの大きな業務で、自分の担当する範囲を広げることができた時。

  • 杉谷  領太

    本社技術部
    開発グループ

    杉谷 領太さん

    本社技術部で、スラグ・化合物半導体・炭素繊維強化プラスチック・試験高炉の操業試験業務など様々な研究開発業務に携わる。自分の考えた方法が正しいと確認できた時や、その方法を認めてもらえると嬉しくなる。

  • 武石  剛

    君津支店
    技術グループ

    武石 剛さん

    君津支店で設備企画・設計業務を担当。自分が携わった業務が形となり、操業を支えていることを実感できる点に働きがいを感じる。

  • 山﨑  慎太郎

    君津支店
    業務グループ

    山﨑 慎太郎さん

    君津製鉄所の製鋼部関連作業の営業。君津製鉄所3高炉が休止し生産減となった際にお客さまとの契約内容を見直す交渉をはかり、見事に収益を確保できた時には大きな達成感を得た。

  • 小野  昭慶

    大分支店
    管理グループ

    小野 昭慶さん

    大分支店で購買と総務の業務を担当。自分で考えて、工夫した施策が現場の環境改善などに生かされる瞬間に、仕事の面白さ、やりがいを感じる。

  • 石橋  長英

    八幡支店
    生産部 選炭・物流課係長

    石橋 長英さん

    選炭・物流課の係長業務や課の設備管理・収益管理・安全衛生管理、お客さまの技術的課題への対応を担当。お客さまから技術的課題の相談を受け、それを改善して感謝された時に喜びを感じる。